飴(あめ)
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二次創作の同人小説本を作っていました。今は、ブログが物書きとしての活動の場です。
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【Pages】扉、目次、奥付、入稿データの作成方法

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本を頒布するのであれば奥付は必要ですが、扉、目次は作らなくても支障ないものです。

しかしせっかく製本するわけですし、余力があれば作ってみることをオススメします。

今回紹介する機能
  • テキストボックス
  • ガイド
  • PDF化

扉、目次、奥付に関してはテキストボックスどガイドを用いて作成していきます。

そのため、まずはテキストボックスとガイドについての説明、そのあとに扉、目次、奥付の作り方を記載しました。

テキストボックスはいろいろと応用が効くので、覚えておくと便利です。

PDF化は他の記事でも紹介していますが、この記事では、入稿用データにする際、頭に入れておきたい事柄を追記しています。

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テキストボックス

本文テキスト範囲やカーソル位置に捉われず、任意の場所にテキストを設置できる機能です。

▼ 使い方

①「+」アイコン → 「○□」アイコン → テキストをタップ → テキストボックスが追加されました
iPadOS 16/Pagesバージョン12.2を使用中の方

「○□」アイコンは画面中央上部にあります。

② テキストボックスを選択した状態のまま、刷毛アイコン → 配置 → テキストの折り返し → 「なし」にチェック → テキスト → 任意の書式設定に変更
ここでの「テキスト」(書式設定)は、選択中のテキストボックスにのみ適応されます

「テキストと共に移動」「テキスト折り返し」「余白」について解説している記事↓

【解説】本文に画像・図形を挿入したら必ず確認すべき3つの設定|これでもう謎の挙動に悩まされない!【Pages】
【解説】本文に画像・図形を挿入したら必ず確認すべき3つの設定|これでもう謎の挙動に悩まされない!【Pages】

ガイド

テキストボックスや写真、図形などの位置調整の補助をしてくれる機能です。

「・・・」アイコン → ガイドをタップ → 必要なガイドをON

ガイドはエッジガイド、中央ガイド、間隔ガイドの3種類
iPadOS 16/Pagesバージョン12.2を使用中の方

「・・・」アイコン → 設定を開く

この中にガイドがあります

  • エッジガイド…オブジェクトの端が別のオブジェクトの端と揃ったときに表示される
    • 画像は、テキストボックスの四辺が用紙余白に揃った状態
  • 中央ガイド…オブジェクトの中央が別のオブジェクト、またはページ中央と揃ったときに表示される
    • 用紙中央…ガイドが用紙の端まで表示された状態のとき、用紙中央に位置している
    • 余白中央…ガイドが余白までの表示のとき、余白中央に位置している
  • 間隔ガイド…3つ以上のオブジェクトが等間隔で1列に並ぶと表示される

これから作成するものはエッジガイド、中央ガイド(余白中央)を使用します。

扉、目次、奥付を作る

事前に自分の好きな小説などを参考にしてイメージを持っておくと、作業がスムーズです。

市販の本を開くと、まずタイトルが記されたページが目に入ってくると思います。

それが扉です。

短編集などの場合、各々に扉が用意されている場合もあります。

同人本は全て自分で決められるのが利点です。自分が入れたいと思う場所に、扉を作っていきましょう。

テキストボックスを余白中央に配置 → 刷毛アイコン → テキスト → 書式設定を調整 → テキストボックスにタイトルを入力

この画像のタイトルは、フォントサイズ12ptです

図形を使用すると雰囲気を変えることができます。

図形を使うと作れる扉の例①

この扉の作り方を別記事で書きました▼

【同人小説本】装飾付き扉の作り方
【同人小説本】装飾付き扉の作り方
図形を使うと作れる扉の例②

これらのデザインを別記事にまとめました▼

【Pages】図形で作るフレーム(枠)デザイン
【Pages】図形で作るフレーム(枠)デザイン
データ配布中!

Pagesで使えるフレーム(枠)のデータをSTORESにて配布しています。

よかったら覗いてみてください。

目次

目次は章が分かれていたり短編集である場合に用います。

必須というわけではないので必要に応じて作ります。

▼ 作り方

① 扉の次ページに、テキストボックスを余白中央のサイズ違いで上下に2つ設置 → 大きさを調整し、下のテキストボックスの左右上辺を、上のテキストボックスに合わせる(エッジガイド)
② 上のテキストボックス(章タイトルなど)、 下のテキストボックス(ページ数など)を入力

ここで、2つのテキストボックスがズレないようグループ化します。

グループ化のメリット
  • 移動させるとき、2つのボックスを同時に移動できる。
  • ズレを直す手間がない。

この作業は目次の中身を入力する前に行っても問題ありません。

上のテキストボックスを選択 → オブジェクトを選択をタップ → 下のテキストボックスを選択
④ 2つのテキストボックスを選択した状態で刷毛アイコン → グループ → 終了をタップ

テキストボックスがグループ化されました。

グループを解除したいときは、テキストボックスを選択した状態でグループ解除をタップしてください。

これで目次作りは終了です。

他の作り方を別記事で書きました▼

【同人小説本原稿】目次の文頭と文末を揃える方法|本文テキストで「ルーラ」「円形(図形)」を使用【Pages】
【同人小説本原稿】目次の文頭と文末を揃える方法|本文テキストで「ルーラ」「円形(図形)」を使用【Pages】

奥付

本の発行日や発行者名、連絡先、注意事項などを記載するものです。

小説など文章本であれば、たいてい、本の最終ページに設置されています。

同人本を発行する際に責任の所在を明らかにするための情報です。必ず入れておきましょう。

テキストボックスをエッジガイドに合わせて下に配置 → 奥付の内容を入力

奥付を横書きにしたい場合、書式設定で縦書きテキストをOFFにします。

横書きの場合、左右は左揃え、上下は下揃えにすると、綺麗に収まります。

奥付例

PDF化

最終稿を通しで見直し、OKであれば入稿用のPDFデータを書き出します。

① 「・・・」アイコン → 書き出し → PDF → ファイルに保存 → 任意のフォルダをタップ
② ファイル名をタップ → 入稿用の名前を入力 → 完了 → 保存をタップ

ファイル名の付け方は印刷所によって異なる場合もあるため、利用する印刷所のマニュアルを必ず確認してください。

書き出した後のデータにも必ず目を通し、ファイル名など含めて不備がないか最終確認をしましょう。

確認漏れで不備があると、印刷所でスムーズな作業ができないですし、自分自身も二度手間になります。

さいごに

原稿作業おつかれさまです!!

Pagesは複雑な設定が必要なく、執筆に集中できるのが最大の魅力。

初めて同人本を作る、初めて小説を書くという人にとっては、細微な機能や設定があることよりも執筆に集中できる環境が一番重要だと私は思います。

Pagesを使ってiPad、iPhoneでの執筆を一緒に楽しみましょう。

【Pagesで小説原稿】テンプレート〜入稿用データ作成まとめ
【Pagesで小説原稿】テンプレート〜入稿用データ作成まとめ
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