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【同人小説本原稿】オリジナルのテンプレートの作り方【Pages ver.12.2】
飴
あめ色ジンセイ
【Pages】「振り仮名（ルビ）」「横方向に回転」の使い方
飴
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「振り仮名」は言葉に対して読み方を示したもの。ルビと言ったりもしますね。
Pagesの振り仮名では、正規の読み方以外に任意の振り仮名にもできるので、「不可能」と書いて「インポッシブル」と読ませるなんてこともできます。
この場合、本来の読み以外の言葉に編集できないようになっているのですが、単語を分けることで好きな振り仮名が振れるようになります。
ひらがな、カタカナ、英字に対応しています。
「横方向に回転」とは、「！！」などの連続した記号や英数字を一字ずつ縦につなげるのではなく、横に並べることができる機能です。
細かい部分かもしれませんが、こうした表記一つで大きく印象が変わるものですよね。
それぞれの使い方を説明していきます。
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振り仮名を追加する方法
手順
① 振り仮名をつけたい文字をドラッグ
② ポップアップから振り仮名をタップ
③ ガイドの表記が振り仮名に適応されます
最初は漢字の読みが記されています。
振り仮名の内容を変更したい場合は、振り仮名編集画面のまま、次のステップへ進んでください。
④ ガイドをタップ
⑤ 文字を打ち込み、「＜戻る」をタップ
振り仮名オプション画面外をタップして、振り仮名の編集は終了です。
注意点
行間が狭い場合、振り仮名の分だけ行間が自動的に広くなります。そのため、意図せず行が次ページへ押し出されてしまうことも。
振り仮名を使用する可能性があれば、あらかじめ、それを踏まえた行間設定が必要です。
正しい読み以外の振り仮名が振れない場合があります。
例）「不可能」に「インポッシブル」という振り仮名をつけたいが…
この場合、「不」「可能」のように言葉を区切って振る、もしくは「不」「可」「能」のように一文字ずつに区切って振れば対応できます。
例）「不」＝「イン」、「可」＝「ポッシ」、「能」＝「ブル」と分けて振り仮名を振る
一文字ずつ振り仮名を振る場合、振り仮名の長さに合わせて文字間が開いてしまいます。
文字間が開くのが気になる場合、力技ですが、テキストボックスを使う方法もあります。
テキストボックスで振り仮名を振るときに設定しておくこと
「テキスト折り返し」なし
テキストボックスを使用する場合、推敲が終わったあとにつけないと移動させる手間がかかります。
テキストボックスの使用は、入稿データ書き出し前の最終調整の段階でつけることをオススメします。
英数字、記号の向き変更｜「横方向に回転」の使い方
手順
① 回転させたい文字をドラッグ
② ポップアップから「横方向に回転」をタップ
「横方向に回転」が見当たらない場合、ポップアップ右側の▶︎でページを送ってください。
これだけで、表記が変更できます。
英数字を横並びにせず縦向きにしたい場合は、変換時に全角を選択すればOK
注意点
- 書体によっては最初から横並びに表示されるものがある
- 4文字まで横並びに対応 ※ヒラギノ明朝Pro Nの場合
さいごに
今回は「振り仮名」「横方向に回転」の使い方をまとめました。
ずっと「！！」を横並びにするにはどうすればいいのか悩んでいたので、この機能を見つけた時、「これだー！！」と思わず叫んでしまいました。
振り仮名は当て字にも使えるので、楽しめる要素だと思います。
バトルものだと、技名が漢字表記でカタカナ読みだったりしますよね。そういったことが表現可能になります。
Pagesには、まだまだ知らない機能が隠れていそうです。
新たな機能を発見したら、また記事にしますね。
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